「毎度ありがとうございます」 店主が唇の端をゆがめて硬貨の入った麻袋を受け取ろうとした、その時だった。 「やっと見つけました……葵様!」 ふわりとスカートを優雅にゆらしながら、葵に銀のナイフを向ける。 軽やかな表情のまま、鈍く光る切っ先がこちら…
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